番組の終了とともに、本屋さんの「光る君へコーナー」と「源氏物語関連本コーナー」が
一気に寂しくなってしまった。時代はすでに来年の大河ドラマへと移ってしまった。

だが、まだこれからの物もあります。
それはドラマの中で乙丸を演じていた矢部太郎さんの書いた本。その名も「光る君絵」
12月21日に発売されたとのこと。

ドラマへの熱が冷めない今、この本を読んで光る君へを
ほのぼのと思い出してみたいと思います。


ところで「光る君へ」を毎週観ていた貴方は「源氏物語」を読んだことがありますか?
読んでいない人が多いらしい。「難しすぎる」「超大作なので最後まで読めない」
みなさんそう思っているのです。
私は当然読んでいますよ。
お勧めは「林望」(はやしのぞむ)さんの書いた現代語訳の本です。
林望さんは作家さんと言うより、学者さんなので本文を読むだけで注釈本の助けを
借りずに読み切ることが出来ます。お勧めします!


光る君への最終回に少しだけ登場した「更級日記」の著者の菅原孝標女さん。
本名は解っていません。
とても可愛いお姿にもっと観たかったと思ったのは私だけでは無いでしょう。

この更級日記は作者の「源氏物語を読みた~~い」の気持ちが溢れています。
自分で木彫りの仏様をつくり、
毎日手を合わせて「言自物語が早く読みたいので、京都へ帰りた~い」と拝んでいたほどです。
少女らしい推しへの気持ちが可愛らしいです。


さて、この「とりかえばや物語」ドラマの中でまひろが朗読していた物語は
「とりかえばや物語」をモチーフにした物語がありましたね。
気がつかれた人は多くは無かったと思います。

物語の内容は高貴な貴族に二人の子供がいました男の子と女の子です。
男の子は女性っぽく、女の子は男っぽく育ち、まるで男女が入れ替わった用です。
説明はここまで(ネタバレしません)
作者不明なのですが平安時代の作家さんってこんな事を考えていたのって思いますよね!

平安時代の物語のドラマは終わってしまったけれど
平安文学の楽しさを是非とも味わって貰いたいです。

投稿者 r65life

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