為時が臨終の惟規を呼ぶ声が、激しく涙を誘った。
まひろと賢子はわだかまりが溶けたのかもしれない。
親子っていいなぁって感じでした。

藤原惟規をなぜここ身罷らせるのか?
史実だから致し方ないのだけれど、悲しすぎる。

源氏物語の執筆も柏木帖に入ったのか、
ここからは光源氏の絶頂期からゆっくりと抱けど凋落?していくのである。
その内容は源氏物語を読んでいるからわかっているのだが
藤式部がそれを書いて、道長が読んでいるのなら
光源氏の凋落の状況を読んでどのように思ったのだろう。

藤式部は、道長の権力を維持するための謀略に嫌気がさしたのだろう
あえて凋落の物語にして、道長に自制を促しているのかも知れない。
ここからしばらくは悲しみのドラマになるような気がしてならない。

投稿者 r65life

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