
NHK大河ドラマ「光る君へ」とだえぬ絆を見ました。
本日の放送はまひろの父と弟の藤原惟規が主人公である。
父の為時が越後の守として現地に赴く時に、
まひろの弟が急に具合が悪くなります。
越後には何とか到着したのでしょうか
布団の中で惟規が「ここはどこ」
父は「越後」だと言っていた。
藤原惟規は死の間際に辞世の歌を詠みます。
「みやこには恋しき人のあまたあればなほこのたびはいかむとぞ思ふ」
最後の文字の「ふ」を書いているときに息絶えたのである。
最後の文字は父の為時が書き足し形見としたのだ。(wikiによる)
これが史実なのかは定かでは無いが、ドラマではまさにその通りに
物語が映されていたことに感動した。
そして藤原惟規が齋院と密通して屋敷に閉じ込められた時に詠んだ歌は
「神垣は木の丸殿にあらねども名のりをせねば人咎めけり」
と故事を踏まえての歌に感じ入ったとのことで放免となった。(wikiによる)
詳しくはwikiペディアをお読みください。
為時が臨終の惟規を呼ぶ声が、激しく涙を誘った。
まひろと賢子はわだかまりが溶けたのかもしれない。
親子っていいなぁって感じでした。
藤原惟規をなぜここ身罷らせるのか?
史実だから致し方ないのだけれど、悲しすぎる。
源氏物語の執筆も柏木帖に入ったのか、
ここからは光源氏の絶頂期からゆっくりと抱けど凋落?していくのである。
その内容は源氏物語を読んでいるからわかっているのだが
藤式部がそれを書いて、道長が読んでいるのなら
光源氏の凋落の状況を読んでどのように思ったのだろう。
藤式部は、道長の権力を維持するための謀略に嫌気がさしたのだろう
あえて凋落の物語にして、道長に自制を促しているのかも知れない。
ここからしばらくは悲しみのドラマになるような気がしてならない。