マレーシアの朝食の定番、ロティ・チャナイとナシ・レマを紹介しました
それぞれ、インド系とマレー系ですね。もう一つのお勧め朝食の
肉骨茶は中国系なんです。そして驚くことにこの料理は
中国系マレー人の朝食として作られたマレーシアオリジナルの中華料理なのです。
肉骨茶の発祥はマレーシアと書きました。クアラルンプールの西にあるクラン港で働く中国系の苦力(クーリー)体力を使う労働者の為に考案された朝食だそうです。なのでクランへ行くと肉骨茶の有名店、老舗が多くあります。クランへは電車で行けますが肉骨茶のお店へ行くにはクルマが必要ですね。また人によってお気に入りのお店が違うのでタクシーで「肉骨茶の有名店へ行ってください」では、毎回ちがうお店に案内されてしまいます。(笑)
肉骨茶の見た目はこんな感じです。
スープの色の濃さほど味は濃くないと思います。一緒にご飯と、揚げパンも注文してくださいね。慣れてきたらニンニクのみじん切りを追加で注文します。
肉骨茶の専門店だと肉の部位を選べたりします。逆に解りづらいかも知れません。
そういうときは「肉はミックスにしてくれ」と伝えます。
持つが入っていたり、骨付きの部位だったり、いろんな味が楽しめると思います。
具は豚肉の他にエノキタケだったりレタスが入っていたりお店に寄って様々です。
これは肉骨茶のドライタイプですね。
注文をするときは注意してください。
最初は基本の、スープの肉骨茶がいいと思います。
味が濃くてドライが好きという人も居ますがスープのタイプと両方注文する人が多いですね。
クアラルンプールからクランまでは遠いので行くのが大変だとか、言ってもお店が解らないという人にはクアラルンプールの町中というかインビにも有名店が多くあります。
私が三十数年前にも通っていた肉骨茶の主背がインビに今もあります。味は間違いないと思いますよ。
肉骨茶のお店は中国系マレー人の住んでいる街なら何処にでもあるのでは無いでしょうか。
日本人にとっての肉骨茶は、他の料理と少し違い位置づけになっています。
豚肉を食べることの出来ないイスラム教人の多いマレーシアで
美味しい豚肉料理を食べられる所でもあります。
お店に寄って味付けが違っているので、長期にマレーシアに滞在している日本人は
必ず、お気に入りの肉骨茶のお店を持っています。
そして「自分のお気に入りのお店の肉骨茶が一番美味しい」と
思ってしまうくらいこだわりを持つようになるのです。
いかがでしたか、インド系マレー系中華系と朝食を紹介しましたが、お気に入りは見つかりましたか。
朝食と言えばお粥だったりカヤトーストなども有名ですね、皆様も自分の好きなお気に入りのお店を探すとマレーシアの滞在が楽しいものになります。
次回からはマレーシア長期滞在者が必ず乗り越えなければならない壁があります。
それは「退屈」です。
退屈な毎日をどのように過ごすかを書いていきたいと思います。
食べ残しはタッパーじゃなくて弁当箱に入れとお洒落だね
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